都市ガイド
はじめての大阪グルメ:食い倒れの街を歩く

食い倒れ——倒れるまで食べる
大阪の食のアイデンティティは食い倒れ。名物は、にぎやかで安く、分け合うためにある料理ばかり。ここは粉もんの国——お好み焼き、たこ焼き、カリッと揚がった串かつを、地元客と肩を並べてカウンターでかき込みます。日本一「楽しさ優先」の食の街ですが、食事制限には正直に。ここの定番は小麦・卵・豚・かつお出汁に強く頼り、共用のフライヤーやソースが文化の一部です。外せない名店と、それを丸ごと植物性で作り直す一軒、両方を紹介します。
名店たち
道頓堀のお好み焼 美津のは1945年創業——今や三代目でミシュラン ビブグルマン常連——山芋をすりおろして焼く「山芋焼き」で有名。待ちは覚悟を。食事制限には不向き(小麦・卵・豚・かつお)です。串なら、新世界の元祖串かつ だるま 新世界総本店。通天閣の下、1929年系譜の総本店で、名物の共用ソースと「二度づけ禁止」。共用フライヤーと共用ソースのため、食事制限の対応はありません。やさしい一杯なら、1946年創業の静かなうどん店道頓堀 今井 本店。昆布と鯖の黄金だしと、絶品のきつねうどん(魚ベースなのでベジタリアン不可、小麦麺なのでグルテンフリー不可)。
植物性で食べるなら
大阪のストリートフードは食事制限には難しいですが、シンセカイ パプリカ食堂が作り直します。完全植物性の居酒屋(2023年開業)で、ヴィーガンかつ自称グルテンフリーのたこ焼き・串かつ・ラーメンを、魚出汁なしで設計——かつおの罠を回避。ただし「グルテンフリー」は認証ではなく店の主張なので、セリアックの方は専用フライヤーと交差汚染の扱いを直接確認してください。
日程
道頓堀(美津の・今井)と隣接の新世界(だるま・パプリカ)はどちらも徒歩圏のネオンの食のまち——一晩で巡れます。ディレクトリを大阪で絞って食べ歩きを計画しましょう。
対応を確認した店
お好み焼 美津の
山芋焼き(山芋でつないだお好み焼き)
1945年創業、道頓堀のお好み焼きの名店で、現在は三代目。ミシュラン ビブグルマンに複数年選出され、山芋でつないだ『山芋焼き』で知られる。行列必至。小麦・卵・豚・かつお出汁を使うため、ヴィーガン・ベジ・ハラル・グルテンフリーには非対応。
- 気軽
- 一人
- デート
元祖串かつ だるま 新世界総本店
牛串かつと名物の共用ソース
通天閣の足元・新世界にある、1929年に遡る串かつの総本店。共用のソースと『二度づけ禁止』のルールで知られる名物店。共用のフライヤーのため交差汚染が大きく、衣に小麦を使い、ソースも共用のため、食事制限への対応はない。
- 気軽
- 一人
道頓堀 今井 本店
きつねうどん(昆布と魚のだしに甘い揚げ)
道頓堀にある落ち着いた老舗うどん店(1946年創業)で、昆布と鯖の黄金のだしと名物のきつねうどんで知られる。揚げがのるが出汁は魚ベースのためベジ・ヴィーガンには非対応、うどんは小麦を含むためグルテンフリーでもない。水曜定休。
- 気軽
- 一人
- デート
シンセカイ パプリカ食堂
ヴィーガンのたこ焼き・串かつ・ラーメン
新世界にある完全植物性の居酒屋(2023年開業)で、たこ焼き・串かつ・ラーメンなど大阪のB級グルメをヴィーガン&グルテンフリーで提供。動物性食材も魚出汁も使わない設計のため、かつお出汁の罠を避けられる。グルテンフリーは店の自称で認証ではないため、セリアックの方は専用フライヤーや交差汚染対策を直接確認のこと。
- ヴィーガン
- ベジタリアン
- グルテンフリー
- 乳製品不使用
- 気軽
- 一人
FAQ
- 大阪でまず何を食べるべき?
- 粉もん三種——お好み焼き、たこ焼き、串かつ——から。お好み焼 美津の(1945年)と新世界の元祖串かつ だるまは定番の名店。今井のきつねうどんでやさしく締めましょう。
- ヴィーガンやセリアックでも大阪のストリートフードは食べられる?
- 伝統的なものは難しいです——小麦・卵・豚・かつお出汁、共用フライヤーとソースを使います。シンセカイ パプリカ食堂は同じ料理を完全植物性・魚出汁なしで再現。セリアックの方は自称グルテンフリーの扱いを直接確認してください。
