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1880年創業のそばの名店で、江戸の『やぶ』系の総本家とされ、香り高い冷たいせいろと濃いめのつゆで知られる。現在の木造の店舗は火災後の2014年に同じ淡路町の地で再開した。
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店舗情報
- 最寄駅
- 淡路町駅
- ジャンル
- そば(江戸前)
- 価格帯
- ¥¥
- 看板料理
- 濃いめに利かせた江戸前のつゆで味わう冷たいせいろそば
神田やぶそばは、江戸の「やぶ」系そばの総本家。1880年の創業以来、淡路町の木造の店構えでそばを出し続けている店だ。
看板は冷たいせいろそば。今どきの店より一段濃いめ、しょっぱめに仕立てたつゆに、ほんの少しだけ先をつけてすする——これが江戸前の流儀とされる。鴨南蛮を頼む常連も多く、こちらは打って変わって温かく、鴨の脂がしみたつゆがそばを包む。もう一つの名物は、そばそのものではなく「声」だ。着物姿の売り子が、注文を歌うように節をつけて厨房へ通す独特の呼び声は、いまの建物になってからも変わらず受け継がれている。実はいまの店舗は初代からのものではない。2013年2月の火災で全焼し、同じ淡路町の敷地に建て直された、2014年10月再オープンの姿だ。1階はテーブル席、2階はエレベーター付きの個室(畳)で、合わせて約97席という規模になった。
行く前に知っておきたいこと。英語メニューは用意がなく、写真付きメニューか翻訳アプリを頼るのが早い。予約は1階席のみ、1時間8席までで前日までの受付、2階の個室と残りの1階席は当日先着。またヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリーには対応不可と店側が明言している——だしとそば粉の配合が、メニューのほぼ全品に関わってくるためだ。週末は早めに、そして耳を澄ませて。
最終確認 2026年7月
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