エリアガイド
札幌のヴィーガンレストラン厳選4店【2026年版ガイド】

札幌には小規模ながら本物のヴィーガン外食シーンがある。中心は円山エリアで、それ以外の場所にも数軒の独立店が点在している。2〜3日の滞在なら十分満足できる選択肢があるが、東京や京都に比べると事前の計画が必要だ。ここでは現在も営業が確認できた4店舗と、注意すべき落とし穴を紹介する。
Salloga(旧イタダキゼン)— 円山
札幌で最もよく知られたヴィーガン和食店で、実は静かに店名が変わっている。古いブログや長年の訪問者が今も「イタダキゼン」と呼ぶ店は、現在はSalloga(サロガ)という名前になっている。オーナーも場所も同じで、メニューのコンセプトが刷新された。地下鉄東西線・円山公園駅から徒歩約8分。2025年から2026年初めのレビューによると、シェフ1人が切り盛りする小さく親密な空間で、味噌を基調としたマクロビオティックなランチメニュー(ご飯ものの定食、季節の野菜料理、デザートの甘酒プリンなど)が提供されている。ランチは基本的に予約なしでも入店可能だが、ディナーは予約制で、Instagramのメッセージ経由での予約が一般的。飛び込みではなく事前連絡を。住所は中央区南2条西23丁目。月・火曜定休。
Holistic Bio Cafe Veggy Way — 円山
円山公園駅1番出口から徒歩1分の完全ヴィーガンカフェ。Sallogaと同じエリアなので、1日で両方回るのに適している。精製砂糖を使わず、メニューによってはニンニクや玉ねぎといった刺激の強い薬味類も避けているのが特徴で、ガーリックを多用する他国のヴィーガン料理に慣れている人は知っておくとよい。レビューで特に評価が高いのは味噌ラーメンと、大豆ミートにタルタルソースを合わせたバーガー。営業時間11:30〜18:00、火曜定休。住所は中央区大通西27丁目(円山桂和ウエストビル)。
L'Esperance(レスペランス)/青い空流れる雲 — 同一店舗の共有営業
少し珍しい営業形態として知っておきたい店。同じ住所で曜日ごとに異なる2つのヴィーガンレストランが営業している。L'Esperanceはフレンチをベースにしたヴィーガン料理を提供し、かぼちゃや酒粕、白身魚に見立てたウエハースなど北海道の食材を活かしている。ランチセットは1皿から約1,600円、6品コースで2,600円程度。もう一方の「青い空流れる雲」は札幌でも老舗のヴィーガン店の一つで、週の別の曜日に同じスペースを使用している。このような共有営業は変更されることがあるため、訪問前に最新の曜日割り当てを確認しておきたい。
Beyond Age Soup Curry — 南19条
スープカレーは札幌の名物料理だが、多くの店では肉ベースのスープをその場で調整してもらうことになる。Beyond Ageは、最初から明確にヴィーガン仕様として提供されるスープカレーを食べられる、最も頼れる店だ。メニューには「スタンダード」と「ココナッツ」の2種類のヴィーガンスープがはっきりと明記されており、どちらも北海道の野菜がたっぷりとご飯とともに提供される。英語メニューはQRコードで確認可能。住所は中央区南19条西7丁目。ランチは連日11:00〜15:00営業、多くの日は夜も営業。現金のみ対応。
避けるべき落とし穴
だしの罠。 見た目は野菜だけの料理でも、日本料理では鰹節や煮干しの出汁がベースになっていることが非常に多い。これは日本でヴィーガンが最も引っかかりやすいポイントで、居酒屋やそば屋、専門店以外の「野菜」定食などでも起こりうる。今回紹介した4店舗では、ヴィーガンであることが明確に打ち出され、だしを使っていないことが前提になっている点が、一般的なレストランに期待するよりもこれらの店を選ぶ理由になる。
見えにくい動物性成分。 ドレッシングやデザートのはちみつ、菓子類のゼラチン、生地に練り込まれたバターやラードなどは、メニューの説明だけでは分かりにくいことが多い。明確にヴィーガン表示のない料理については、遠慮なく確認しよう。
醤油と小麦。 グルテンも避けている場合、通常の醤油には小麦が含まれる。小麦不使用の代替品はたまり醤油だが、自動的に使われているわけではないため、グルテンフリーだと決めつけずに事前確認を。
実用アドバイス
拠点として最も効率的なのは円山エリア。SallogaとVeggy Wayは近距離にあるため1日の午後で両方回ることができ、周辺には他にもカフェが多く1日過ごすのに十分な密度がある。札幌のヴィーガン店は個人経営で座席数も限られる小規模店が多いため、大都市以上に予約が重要になる。特にSallogaのディナーは事前連絡を。この規模感のシーンであることを踏まえ、旅行直前に各店のSNSで営業時間を確認しておくとよい。日本の小さな独立店は季節によって営業時間を変えることが珍しくない。
出典: Tokyo Weekender — 5 Places Where You Can Eat Vegan in Sapporo、HappyCow — Salloga、Vegewel — Itadakizen Sapporo、HappyCow — Beyond Age Soup Curry、札幌市公式観光サイト — Holistic Bio Cafe Veggy Way
Sources
FAQ
- 札幌に完全ヴィーガンのレストランはありますか?
- あります。円山エリアのSalloga(旧イタダキゼン)とHolistic Bio Cafe Veggy Wayは完全ヴィーガン店です。また、ヴィーガンフレンチのL'Esperanceと同じ空間で営業する「青い空流れる雲」もヴィーガン専門店です。
- 札幌でヴィーガンのスープカレーは食べられますか?
- 食べられます。南19条エリアのBeyond Age Soup Curryでは「スタンダード」と「ココナッツ」の2種類のヴィーガンスープが明確に表示されており、地元野菜とご飯が一緒に提供されます。
- 札幌でヴィーガンが注意すべき「だしの罠」とは何ですか?
- 見た目は野菜だけの料理でも、実際には鰹節や煮干しの出汁で作られていることが多いです。これは専門店以外の居酒屋やそば屋などでも起こり得るため、だしを使っていないことが明確な店を選ぶのが最も安全です。
