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札幌のハラールレストラン4選——確認済みの営業情報だけをまとめました

札幌のハラールレストラン4選——確認済みの営業情報だけをまとめました

© Guilhem Vellut / Wikimedia Commons · CC BY 2.0

札幌にハラール対応のレストランはあるか——答えは「ある」。ただし選択肢はまだ限られる

東京や大阪と比べると密度は高くありませんが、札幌はもう「ハラールの空白地帯」ではありません。ハラール認証食材、祈祷室、アルコール不使用のキッチンなど、実際に体制を整えた店がラーメン・トルコ料理・インド料理にまたがって点在しています。以下は公式サイトまたは信頼できるハラールディレクトリで直接確認できた、現在営業中の4店舗です。それぞれの認証状況もはっきり書いておくので、店頭で迷わずに済みます。

ハラール和牛ラーメン新宿亭 札幌店(中央区)

札幌でもっとも体制が整ったハラール対応店です。公式サイトによると食材はハラール認証済みで、豚肉・アルコールは一切使用せず、ラーメン店としては珍しく店内に祈祷室を設置。無料Wi-Fiと写真付きの多言語メニューもあります。価格(税別)は鶏白湯ラーメン(S)の¥1,500から、和牛焼肉ラーメンや和牛味噌ラーメンの¥4,500まで、さらに札幌店限定のプレミアムかにラーメンは¥6,000超。A5和牛肉寿司はサイドメニューで¥1,000と控えめです。営業時間は11:00〜22:00(売り切れ次第終了の場合あり)。場所は中央区南3条東1丁目「のれん横丁」内、東西線・豊水すすきの駅から徒歩5〜6分(約436m)です。

福の木(中央区・西11丁目駅付近)

小規模ながら価格が手頃で評判の良い店。看板メニューは醤油・味噌・塩ではなく、トマトベースのスープ。トッピングにはハラール食材の鶏肉(ソーセージ・手羽先・自家製鶏ハム・そぼろ)から選べます。正直に伝えておきたいのは、福の木自身の公式サイトが「当店はハラール認証を取得していません」と明記している点です。豚肉不使用・ハラール食材の鶏肉使用という「ムスリムフレンドリー」対応ではありますが、第三者認証は受けていません。認証済みであることが必須条件の方には向きませんが、ハラール食材+豚肉・アルコール不使用で十分という方には良い選択肢です。価格は肉味噌トマト麺¥850から、ベジタリアン向けトマト麺¥890、全部乗せの肉麺は¥1,250と、ラーメンとしては控えめな設定です。写真付き英語メニューあり。クレジットカード・電子マネーは不可ですがQRコード決済(PayPayなど)は利用可能——念のため現金も用意しておくと安心です。営業は火〜日(月曜・第3火曜定休)、東西線西11丁目駅から徒歩約7分。

トルコカフェ&レストラン LALE(中央区)

札幌唯一のトルコ料理専門店。公式サイトは「使用する肉はすべてハラール認証済み」「イスラムの教えに基づく調理法」と明記しています。ラーメンやカレーとは違う、ケバブやピデといった本格アナトリア料理が楽しめます。ランチは11:30〜14:00、ディナーは17:30〜22:30(ラストオーダー22:00)、日曜定休。最寄りは札幌市電・西線6条停留場のすぐそば、中島公園から数分の距離です。

ダワット カフェ レストラン(北区)

地下鉄南北線・北18条駅から徒歩約2分にあるインド料理店。オーナーはムスリムで、肉はハラール仕入れ、豚肉不使用、専用のハラール食器を用意し、ベジタリアンメニューもあり、アルコールも提供していません。ハラールグルメジャパンのディレクトリ上でも「ハラール認証済み」のバッジが表示されており、他の掲載サイトも概ね「完全ハラルのインドレストラン」としています。ただし、確認できたどのソースにも具体的な認証機関の名称までは記載がなかったため、その点を重視する場合は来店時に直接確認することをおすすめします。営業時間は日〜木12:00〜20:00、金13:00〜20:00、土曜定休。

日本料理全般で気をつけたい落とし穴

上記4店以外の一般的な飲食店で注意したいのが、みりんや料理酒——加熱してもアルコール分がゼロになるとは限りません。また「野菜だし」と表示されていても実際は鰹節や煮干しから取った出汁であることが多く、豚肉の問題ではないものの、魚由来の出汁を避けたい場合は要注意です。さらに一般的な醤油には小麦が含まれるため、グルテンを避けたい方にも関係します。これらは上記4店には当てはまりません——いずれもハラール/ムスリムフレンドリーを前提に設計されたメニューです。あくまで札幌の他の店に立ち寄る際の注意点として覚えておいてください。

実用情報

覚えておくと便利なフレーズは「豚肉とアルコールなしでお願いします」——ただし上記4店ではすでにハラール/ムスリムフレンドリー対応が織り込まれているため、交渉の必要はほとんどありません。現金は念のため持参を、特に福の木はカード不可(QRコード決済は可)です。新宿亭・福の木・LALEは大通・すすきの・札幌駅周辺の狭いエリアに収まっているため、地下鉄と市電を使えば1日で回ることも可能。ダワットはそこから地下鉄で少し北へ向かった場所にあります。

Sources

  1. Halal Wagyu Ramen Shinjuku-tei — Sapporo Store (official site)
  2. HALAL WAGYU RAMEN SHINJUKU-TEI Sapporo — Hosui Susukino/Ramen — Tabelog
  3. Visit Fukunoki In Sapporo For Muslim-Friendly Ramen! — MATCHA
  4. 福の樹 (Fukunoki) — official site (Muslim Friendly / halal certification policy)
  5. 濃厚な味わいヌードル 福の樹 — Chuo-yakusho-mae/Ramen — Tabelog
  6. 🕌 当店はハラル対応レストランです — LALE SAPPORO (official site)
  7. ダワット カフェ レストラン ハラール 札幌 — Halal Gourmet Japan

FAQ

札幌にはハラール認証済みの店がありますか、それとも「ムスリムフレンドリー」止まりですか?
両方あります。ハラール和牛ラーメン新宿亭とLALE札幌は公式サイトで食材のハラール認証を明記しており、ダワット カフェもハラールグルメジャパンのディレクトリ上で認証バッジが表示されています。例外は福の木で、公式サイト自身が「当店はハラール認証を取得していません」と明記しており、ハラール食材の鶏肉を使用し豚肉不使用という「ムスリムフレンドリー」対応ではあるものの、第三者認証は受けていません。認証の有無を重視する場合は事前に知っておくとよいでしょう。
札幌名物のジンギスカンはハラールですか?
基本的にはハラールではありません。多くのジンギスカン店は通常のラム肉を使用しており、飲酒を伴う食文化と結びついていることも多いです。本記事では検証済みのハラール対応ジンギスカン店は確認できていないため、もし探す場合は必ず現地で認証状況を直接確認してください。
これらのレストランの近くに祈祷スペースはありますか?
公式サイトによると、ハラール和牛ラーメン新宿亭には店内に祈祷室があります。4店舗のうち祈祷室の設置が確認できたのはこの店のみです。他の店を利用する場合は、近隣の公共の祈祷スペースや宿泊先での対応を事前に計画しておくとよいでしょう。
本田 美咲
  • フードライター歴12年
  • インバウンド外食の専門
  • ソムリエ

東京在住のフードエディター。インバウンドの外食を専門に、年間300食をシーンとメニュー起点で実食。